2018/06/12 14:16

これまで何度もPUNKの繋がりというものの素晴らしさを体感したけど、それは突然やってきたりするんだなー。そう思わされた体験話。


FINLANDのPUNKが好きで若い時からその辺りの音楽を漁ったり、FINLANDに友達ができたりで大好きな国フィンランド。

新婚旅行の行き先にも選んだり、その後も何度か行ったことのある国なんですが、僕のお嫁も大好きな国なのです。

理由は色々あるみたいだけどそのうちの一つにフィンランドの食器やらなんやらが好きということ。それ目当てにフィンランド行った時には、リサイクルショップを巡ったりして、僕はレコードや雑誌を漁る。そして1980年代初期の音楽雑誌にLAMAなんかが載ってるのを見つけて興奮したりしてるのです。

そんなことをしてる時に行った店での出来事。

その店はこじんまりとした店、ロック好きそうな気さくな店主がよく話しかけてくる。

「日本から来たの?ヨーコソ」

「何か探してるの?」

「マリメッコ集めてるの?」

こういう会話の返答は英語力3%のお嫁ではなく、英語力20%の自分。

「彼女は集めてるわけではないけど、好きみたい。僕はフィンランドのパンクのレコードを集めてるよ。てへ」

と返したところ

「パンク。。。じゃあ一つバンドを教えよう。。」

と何やら紙にバンド名を書いてくれる流れ。


"あー。。友達かなんかがやってるナンタラロックとか、よくわからないバンドをオススメされて、返答に困りながらも、「聞いてみるよ」と返し一応メモ書きを受け取るんだろな"

という日本の呑み屋でもありそうな光景を予想。


店主がボールペンで書いてる文字を覗き込むと

"W.D.M"

の文字。。。

「おー!知ってるよ!大好き!」

「まじか!!おれギター弾いてたんだぞ!」


これにはビックリ。

80年代フィンランドのいろんなバンドを買い漁ってた時、正直あまりパッとしない音源が多くてゲンナリしがちだった時に見つけてあまり期待せずに買った"W.D.M - DEMOCRAZY 7""が最高で。。POHJASAKKAと比べてあまり人気が無さそうなのも個人的には愛着も湧いたりして。。

とにかく、こんな出会いもあるんだなと。やはりW.D.Mの話ができる初めての日本人客というのもあり、当時のFINLANDの話やら今のFINLANDのPUNK BANDの話、自分のやってるSKIZOPHRENIAの話で盛り上がったわけなのです。



WDMの1st 7"!!10年以上前だと1000円くらいで売られてたイメージだけど今でもこれは高いのかな。。


https://muija.fi/

そしてこれが元ギターのjaniがやってるセカンドハンドショップ。って誰も興味ないか。僕もないし。笑