PAST - czarno/biata 12"

SOLD OUT

ポーランドPOST PUNK！PASTの1st ＬＰが遂にリリース！！
いや、「遂にリリース！」といったけど、「PASTは入荷しないのかい？」との問い合わせがあってチェックしてみたらカッコよかったので迷わず流通を担当してるキノシタ氏に連絡。
もうすでに国内流通分はなくなったということだったけど、ポーランド発群馬経由で送られてきました！！
さて、このPASTのLP、近年のPUNKシーンとやらの一つの柱となったPOST PUNKと言われる音を出すPOLANDのバンド。POLANDのPOST PUNKからの影響もあるけど、POST REGIMENT, EL BANDA等と同じく"東ヨーロッパ臭"が漂い、さらにはVANNA INGET等と同じく"ワンランク上の哀愁感"が漂う、しかも
全曲通して聴けちゃうという素晴らしさ。
BELGRADOとか好きな人はもちろん、1981とか好きな人、すなわち全パンクス必聴！
国内流通に付属されてる日本語インタビューも付属！！愛ある素晴らしいリリース！！
以下モーリーさんのコメント。
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PAST…
誰しもが持つであろう過ぎた日々の淡く切なき時間。そこに在るのは甘き郷愁か…それともそれとは表裏な怒りを越え、悶え苦しむ懺悔か…。
漂う如くに甘美で、そして仄 かに哀しい…そんな感傷にどうして人はこうまでに囚われてしまうのだろう。そしてポーランドより届く『あの日』ではない『今日』の甘美なる憂鬱…。
後悔も先に立たないとなれば何処に行けるというのか。脳裡を覆う霧の先には…否、その以前に終焉はあるのか…それでも時が過ぎて行く限りは…。
やがて訪れるかも知れない
不安をも擁したその安堵の時。そこに辿り着けるか否かも測り知れず、だが、誰が諦められようか。今日という、このどうしようもないここから逃れて、この先の瞬間に進む事を…。
人は甘い夢だけを抱えて生きられない。そしてまた失望と憂鬱だけしか抱けないなら直ぐさまにも死に至る。まさにその間に生きる私達。そこに鳴る鐘の音…それさえ非情にも甘美ならず、錆びた鈍い音を奏でる…。
そしてPAST…だかここに鳴る鐘は、今ここに鳴り、そして貴方の過ぎた日にも鳴っていた、あの鐘の音であろう筈がない。今日を生きる、今、聴く事の出来る鐘の音だとだけ言っておきたい。それは自分自身にさえも…。そしてその音がまたしても貴方と私の胸裡の琴線を震わせ惑わせる、透き通り甘美なる奏でである事も…。このポーランドより舞い下りた胸焦がれる調に明日をも知れぬ私達は、今こそ揺蕩う他ない…。

森下 篤(OVERTHROW RECORDS)